【性欲がない・EDかも?】「もう男じゃないのか」と悩む前に読んでほしい話

最近、こんなことが増えていませんか?

「昔は毎日ムラムラしてたのに、最近まったく…」
「いざという時に立たなくて、自分が情けなくなる」
「彼女に“冷めたの?”と言われたけど、気持ちはあるのに体がついてこない…」

性欲が落ちた。ED(勃起不全)かもしれない。そんな悩みを、誰にも言えずに一人で抱えている男性は本当に多いんです。でも、安心してください。それはあなただけの問題ではありません。

 年齢、ストレス、生活習慣などさまざまな要因で、性の悩みは誰にでも起こるものです。
ここでは、「なぜ性欲がなくなるのか」「なぜ立たなくなるのか」という4つの主な原因と、実際に効果のあった具体的な対策例をご紹介しようと思います。

 あなた自身の状況に当てはめながら、読み進めてみてくださいね。

目次

【3人に1人が実感】性欲がなくなるのは珍しくない悩みだった!

日本性機能学会の調査(2022年)によると:

40代男性の27.1%が「性欲が減退した」と回答
勃起不全(ED)の症状がある男性は、全体の37.3%

さらに厚生労働省の調査(2021年)では、

40代男性の46.2%が「パートナーとの性に関心が薄れた」という結果も出ています。

これらの数字からわかるのは「最近ムラムラしない」「勃たない」「性欲が湧かない」と感じているのは、ごく一部の特別な人の話ではないということ。

およそ3人に1人、いやそれ以上の男性が、人生のどこかでこの“壁”にぶつかっているという現実があります。「自分だけがおかしいのかも」と悩む必要はありません。

性欲が消えてしまう原因とは?リアルな声とともに

原因1:加齢や生活習慣の乱れによるホルモン低下

最近、「ムラムラしなくなった」「朝立ちがない」と感じること、ありませんか?
実はそれ、年齢や生活習慣によるホルモン低下が関係しているかもしれません。

「仕事終わってクタクタで、帰ったらシャワーだけ浴びて寝るだけ。食事はコンビニか外食ばかりで、気づいたら女性を見てもドキドキしなくなってたんですよね」(37歳・営業)

男性ホルモン「テストステロン」は、年齢とともに自然に減少します。そこに睡眠不足、運動不足、そして栄養の偏りが重なると、性欲や勃起力に如実に影響します。

実は私自身、40代のときに腰を痛めて筋トレをやめた時期がありました。すると、いつの間にか夜の元気も落ちていて…。あのときの不安、今でも覚えています。

✅ 解決のヒント
無理なことをする必要はありません。
まずは「生活のリズム」と「体を動かすこと」から少しずつ取り戻していくのがおすすめです。

週2~3回、スクワットや軽い筋トレを習慣にする(10~15分でもOK)
・ビタミンDや亜鉛など、ホルモンをサポートする栄養を意識する
・睡眠時間をしっかり確保(6時間以上が目安)

このような行動で「なんとなくムラムラするようになった」「朝の元気が戻ってきた」といった変化を感じる方も多いみたいです。焦らず続けることが何より大切ですね。

原因2:精神的ストレスやプレッシャーが性を奪う

「途中で頭に浮かんじゃうんですよ。『またダメかも…』って。そう思った瞬間、急に気持ちが冷めちゃって」(34歳・経理)

ストレスやプレッシャーが強いと、本来リラックスすべき夜にも交感神経が働きっぱなしになります。すると、体が緊張状態から抜け出せず、性的に興奮しづらい状態が続いてしまうのです。

僕自身も、日中の仕事の疲れや人間関係のストレスを引きずってしまい、肝心なときに集中できなかったり、不安が先に立ってしまったことが何度もありました。

「またうまくいかなかったらどうしよう」このプレッシャーが頭をよぎるだけで、性のスイッチが切れてしまう・・・これは多くの男性にとって、共通の悩みかもしれません。

✅ 解決のヒント
夜は脳のスイッチをオフにして、リラックスを優先することが大切です。

スマホは寝る1時間前には手放して、目や脳を休める
・寝る前に3分の「深呼吸」や「軽いストレッチ」を習慣に
・運動不足の方は、夕方に10分ほどのウォーキングや入浴後のストレッチから

また、プレッシャーを感じずに話せる空気をつくることも重要です。

パートナーがいる場合は、無理に隠さず「最近ちょっと疲れてるかも」と素直に打ち明けるだけでも、気持ちがラクになりますよ。

原因3:恋愛・性への関心そのものが薄れている

「昔は女性を見るだけでドキドキしてたのに、AVばかり見てたら、現実の女性には全く興奮しなくなってしまった…」(29歳・在宅ワーク)

スマホで簡単に刺激を得られる時代。映像や画像にばかり頼っていると、目で見る刺激には慣れても、リアルな触れ合いや会話から得られるドキドキやぬくもりには、だんだん反応しづらくなってしまいます。

僕自身も、「AVばっかり見てて大丈夫かな…?」と不安に思うことがあります。

今のところそこまで影響は感じていませんが、気を付けないといつの間にか心の反応が鈍ってしまうのは、誰にでも起こり得ることなのかもしれませんね。

✅ 解決のヒント
そんなときは、「視覚」だけでなく、「五感すべてを使った体験」を意識してみることが大切です。

香りや肌の感覚など、リアルな接触がある体験(マッサージ、温泉、料理教室など)を取り入れてみる
・チャットや通話アプリなどで会話中心の出会いを意識する

VRや音声通話など、「リアルとバーチャルの中間」の体験を通じて、性欲が自然に戻ったという声もあります
なにより、無理に恋愛やセックスを求める必要はありません。

でも、人とつながる感覚や、体温のある体験に少しずつ触れていくことが、興味や欲求を取り戻すきっかけになるかもしれません。

つまり、感じなくなった”のではなく、感じる機会が減っていただけかもしれませんね。小さなリアルに触れていくことで、また心も体も自然に反応を取り戻していくものです。

原因4:マンネリ化や刺激のなさが、性への意欲を低下させる

「長年付き合ってる彼女とは仲はいいけど、正直ドキドキ感はなくなってきて…誘う気にもなれない」(41歳・会社員)

恋愛や性に対する新鮮さが感じられなくなると、性欲も自然と落ちていくことがあります。特に長く同じ関係を続けていると、「触れたい」「興奮する」といった感覚が薄れていくのはごく普通のこと。
また、恋人やパートナーがいない期間が長くなると、性に対しての期待や想像力が鈍くなっていくこともあります。

僕自身、50代で独身という立場ですが、恋愛や性的な関係からしばらく距離があると、「自分にはもう関係のない話なのかも」と思ってしまう時があります。

でも実際は、小さな刺激や“心のときめき”を少し意識するだけで、気持ちに変化が起きることもあるんですよね。

✅ 解決のヒント
「刺激=過激なことをする」という意味ではなく、日常にほんの少し非日常を混ぜることがポイントです。

いつもと違うルートを歩く、違うジャンルの映画を観るなど、小さな変化から始めてみる
・軽いスキンケアや香り(柔軟剤やコロン)で、自分自身の感覚を呼び覚ます
・恋人がいない場合でも、会話中心の出会いアプリや、趣味の場で人とつながる機会を持つ
・想像力を刺激する読書やVRなどで、「恋愛モード」に少しずつ慣らしていく

刺激とは、強烈なものではなく、ちょっとしたワクワクのこと。それを重ねるだけで、また「性」にも前向きな気持ちが戻ってくることがあります。

要するに「興味がなくなった」のではなく、ただ「きっかけ”がないだけ」かもしれません。
年齢や環境に関係なく、性欲やドキドキ感は育て直せるものだと、僕自身も感じています。

【勃たない夜に】女性が一番感じているのは、責めたい気持ちではなく心の距離

否定ではなく、「わかりたい」と思っている女性の本音

「セックスレスの理由を教えてくれないのが一番辛い」(30代・同棲中)
「自分に魅力がなくなったのかと疑ってしまう」(40代・既婚)
「したくないのか、できないのか、せめて理由を知りたい」(20代・彼女)

性の悩みは、男性だけの問題ではありません。女性も、「なぜか距離を感じる」「私はどう受け止めたらいいのか」と悩んでいます。

でもそれは、責めたいからではなく、「わかりたい・寄り添いたい」という気持ちの裏返し。 だからこそ、男性が何も言わずに沈黙してしまうと、余計に不安になってしまうのです。

うまくいかなかった夜が、ふたりを近づけるきっかけになることも

「最初の夜、うまく勃たなかった。でも彼が『ごめん』と真剣に話してくれて、それだけで心がつながった気がした」(32歳・交際中)
「夫がサプリを飲んでるのを偶然知って、“まだ私を求めてくれてるんだ”と嬉しくて泣きそうになった」(40歳・既婚)

結果ではなく、向き合おうとする姿勢・・・それが女性にとって何よりも響くのです。
うまくいかなかったこと自体よりも、その後にどう振る舞ったかが、関係を大きく左右します。

セックスがなくても「愛されてる」と感じる瞬間

「一緒にお風呂に入ったり、寝る前に頭をなでてくれたり。セックスがなくても愛を感じられる瞬間って、ちゃんとあるんです」(29歳・交際3年目)
「今日は無理かも」って言われたけど、素直に話してくれて嬉しかった。そこからもっと仲良くなれた気がする」(35歳・既婚)

女性にとって性行為は愛されているという実感を得るひとつの方法。でも、必ずしも行為そのものが必要なわけではありません。触れ合いや誠実な言葉、努力しようとする姿勢・・・それだけで十分愛は伝わるのです。

ポイントまとめ(女性視点)

「できないこと」より、「どう向き合うか」の方が大切
黙って距離を取るより、素直に話してくれる方が安心する
セックス以外のふれあいや努力も愛として受け取っている

男性の頑張ろうとしている気持ちだけでも伝わっている。うまくいかなかった夜が、ふたりの関係を壊すとは限りません。むしろ、正直に話し合ったことで、より深くつながったという声も少なくありません。

「立たなかったこと」は問題じゃない。どう向き合うかこそが、愛と信頼を育てる大事な一歩です。

解決策はひとつじゃない。性欲が戻ってくる「あなたに合った方法」を見つけよう

性の悩みは、とてもデリケートな問題です。でも、解決の道はひとつではありません。ここでは、今すぐ試せる5つの対策法を紹介します。

【1】医療機関に相談してみる(メンズクリニック・泌尿器科など)

ED治療薬(バイアグラ等)だけでなく、テストステロン補充など根本的な治療が受けられることも。まずは医者に相談することが選択肢かもしれませんね。

「処方薬をきっかけに成功体験ができて、自信が戻った。今では薬なしでも自然に反応するようになった」
(42歳・既婚)
「専門医に診てもらったことで、気持ちも楽に。妻との関係も前よりよくなった」(45歳・既婚)

※私は通院経験はありませんが、悩んで時間を無駄にするよりも、一度プロに相談してみるのが最も確実かもしれません。詳細は検索すると医療機関が多数出てきますので、そちらでご確認を。

【2】恋愛のドキドキを思い出す(出会い系・チャット・SNS)

「誰かに求められている」という実感が、性欲のスイッチを入れてくれることがあります。

「チャットで女性と話すうちに感覚が戻ってきた。久々に“求められる喜び”を思い出した」
(33歳・離婚歴あり)
「恋愛まではいかないけど、やり取りの中で心が動いて、自然に興奮する瞬間が出てきた」(35歳・独身)


※無理に出会う必要はありません。「誰かと繋がる」感覚を持つだけでも、心と体に変化が起こるのです。

【3】グッズやセルフケアで“再起動”を狙う(オナホ・マッサージ器など)

感度の再構築・血流改善など、自宅でできるケアも有効です。

「AVを断って、オナホで“身体の感覚”を取り戻した」(29歳・独身)
「VRをやめて“妄想プレイ”に切り替えたら、自分の中のエロスが復活した」(34歳・独身)

※普段は快楽目的で使うグッズも、使い方を変えれば「性欲のリハビリ」になるという発見でした。

【4】パートナーと一緒に考える

ひとりで抱え込まず、ふたりの課題として向き合うことで関係が深まることもあります。

「彼女が“いっしょに考えよう”って言ってくれた。心が軽くなった」(37歳・交際3年)
「初めて性の悩みを話せた夜、涙が出た。あれから前より素直に接するようになった」(43歳・既婚)

※勇気を出して話したことで、「わかり合えた」「もっと信頼できる関係になった」と感じる人が多い感じですよ。

【まとめ】

性欲がない。勃たない。そんな悩みを抱えるのは、決してあなただけではありません。

加齢、生活習慣、ストレス、刺激慣れ・・・いくつかの要因が重なって、一時的に性のスイッチが切れてしまっているだけかもしれません。焦らず、自分に合う方法を見つけていきましょう。

体と心のバランスを整えれば、性欲は必ず戻ってきます。「もう終わりだ」なんて思わずに、「まだこれから」と思って、一歩を踏み出してみてください。


最後に読者の皆様へひとこと

「昔みたいに戻れないのかも」って、ふと思った夜がありました。でも、今こうして記事を読んでいるあなたは、もう前に進み始めているのだと思います。

誰にも言えない不安や、自分でもうまく説明できない気持ち。そんなものを抱えながらも、あきらめずに自分を取り戻したいと思える心があるだけで、もう大丈夫です。

このページが、あなたの一歩のきっかけになれれば、それ以上に嬉しいことはありません。

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